中国

工業情報化部の苗圩部長はこのほど、かねてから値下げを指示していた固定ブロードバンドとバイルインターネットの通信料金について、今年10月末時点でそれぞれ平均して50%と39%の引き下げが実現したと説明した。しかしインターネット上の調査では、回答したユーザーの96%が全く実感がないと答えている。

通信料金については4月に李克強総理が「高すぎる」と発言したことを受け、その1カ月後には国務院から値下げを指示する指導意見が出されている。さらに世界通信の日である5月17日には、三大キャリアがそれぞれ通信料金の見直し計画を発表し、長距離通話料やローミング料金の取り消し、余ったデータ通信量の繰越し、通信速度の向上など、様々な改善が進められてきた。

しかし人民網が24日にインターネット上で行ったアンケートでは、回答者の96%が全く値下げの実感がないと答えた。あるITアナリストは、「通信速度の向上と料金引き下げは技術的な進歩の結果であって、本当の意味での値下げではない」と指摘している。

なお、全国のインターネット接続速度は前年に比べ1.7倍に向上しており、4Gユーザー数は年末までに3.8億人を超える見通しだという。