中国

「双十一」の巨大セールが終わり、ネットショップは返品の嵐に見舞われている。

地方都市に住むある女性は「双十一」のセールで服や靴など一度に3000元近くも購入したが、そのうち半分は返品したという。「どんなものでもまずは買って、届いた後に実物を見て気に入らなければ返品すればいい」と悪びれないが、このような買い物のやり方が流行っているのだという。

一方で宅配便の配達員は、大量の配送に加えて、普段より5倍にも増える返品依頼に頭を抱える。返品される商品のほとんどは服や靴といったアパレル商品で、届けた翌日にほとんどの荷物の返品を依頼する客もいるという。

業界の専門家は「セールの雰囲気に流されて不要なものまで買ってしまった場合と商品の品質が表示や写真よりも明らかに悪い場合とがある」と説明する。今年は新「消費者権益保護法」が施行されて最初の「双十一」となったが、無条件での返品が明文化された今、店側は質の良い商品を提供しなければ利益につながらない時代になったことを理解する必要があると指摘している。