中国

中国社会科学院新聞伝播研究所がこのほど発表した「新メディアブルーブック」によれば、デマの約60%は微博から始まったもので、最も多く出回るのは毎週火曜日であることがわかった。

同書では、インターネットが中国人の生活スタイルを大きく変えたと指摘。特にインターネットを通じてデマや虚偽の情報が容易に広まるようになると、社会の安定に影響が出るようになったと分析した。

また2014年に広まったデマのうち92件について様々な角度から専門家が分析を行った結果、59%の出所が微博で、インターネットメディアが発端となったものも32%に上ることがわかった。

微信が出所の物はわずか7%にとどまっているが、2014年11月3日から2015年2月28日に微信で通報されたデマ625件を調査したところ、最も多かったのは食品の安全に関するもので284件、続いて個人の安全に関するものが278件、病気に関するものが259件、健康に関するものが179件、詐欺に関するものが133件、金銭に関するものが60件、親子に関するものが52件だった。デマが多く発信されるのは月曜から水曜で、火曜日が最も多かった。デマの内容と地域の関係性をみると、食品の安全に関するものは山東、河南、湖北、安徽、江蘇、浙江、広東、詐欺に関するものは山東、河南、江蘇、安徽、浙江、広東で特に話題になっていることがわかった。

同書は、総体的にみて中部や西部地域よりも沿海部の発展した地域でデマへの注目度が高いとし、これらの地域に住む人々は生活の品質向上への意識が高い上、インターネットの利用も多く、インターネットを通じた発信にも慣れていると分析している。