クラウド

阿里巴巴がクラウド領域の覇者の座に近づきつつある。阿里雲の胡暁明総裁は22日、中国以外の顧客へのサービスを強化し、3年でアマゾンを超えるとの目標を明らかにした。同社は近年、北米のほかインドや中東にもデータセンターを建設している。

胡総裁は、阿里雲の今後の成長を支えるのはクラウドサービスとビッグデータだと述べ、特に今後10年は金融、政府、オンラインゲームの各分野にデータ処理やストレージサービスを提供していくと強調。また阿里雲の2018年の売り上げ見通しは10億ドル以上で、世界のパブリッククラウド市場において8%のシェア獲得を狙うという。

さらに胡総裁は、「クラウドサービスは阿里巴巴にとって最も重要な事業の一つで、アマゾンが10年かけてなし得たことを我々は6年で達成した」と話し、これから3年あるいは4年以内にアマゾンを超えると自信をみせた。

同社の2015年第1四半期(1-3月)の売上は15.7億ドルで、前期に比べ49%の増加となった。今年は8月に上海DCを建設する計画があるほか、さらに米国内にもDCを新設する計画がでているという。