中国

上海社会科学院情報研究所と社会科学文献出版社は、このほど発表した中国初のインターネット空間セキュリティ青書「中国インターネット空間セキュリティ発展報告(2015)」の中で、中国のクラウドコンピューティング及びモノのインターネット産業はまだ発展の初期段階にあり、「語るばかりで、実行が伴わない」状況だと分析した。

同書では、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、三網融合、モバイルインターネットを代表とする次世代情報技術が中国の戦略的新興産業になっていると分析。これらの次世代情報技術の成長と発展は、われわれの生活に新しい体験をもたらしているが、新たなセキュリティリスクと直面することになったと指摘した。

またクラウドコンピューティングやモノのインターネットの領域では、技術標準が確立されていないだけでなく、ソリューションも成熟していないと指摘。一部のインターネット強国はすでに先行利益を得ており、中国も早急に対処しなければ国家の長期的な発展に影響をもたらすと警鐘を鳴らしている。