中国

米ニューヨークで労働者を支援する「中国労工観察」は13日までに、iPhone6を生産する上海昌碩科技公司で2月3日に発生した過労死事件について、企業からの補償金がわずか1.5万元(約30万円)だったと伝えた。

報道では、病院の死亡確認書に記載された死亡原因は突然死だが、当該従業員は死亡する直前まで毎日のように長時間の残業をしており、実際には過労死だったとしている。

企業側は従業員の家族に補償金として1.5万元を提示したが、家族側は受取りを拒否。話し合いの末、最終的には8万元が提示されたものの、過労死を証明するための検死費用が捻出できず、やむなく家族は1.5万元を受け取ったという。

中国労工観察は、上海昌碩でiPhone6を生産する従業員が非常に長時間の残業を強いられていると訴えている。ある従業員が公開した2014年11月の給与明細では、残業時間は130時間となっているが、さらに長時間のサービス残業もしているという。