中国

北京移動はこのほど、主にビジネスパーソンをターゲットにしていた「全球通VIPサービス」を2月末で終了すると発表した。ユーザーには代わりとなる新サービスを案内するとしている。

同サービスは、年間6000ポイント以上の消費を行ったユーザーを「全球通VIP」と認定し、VIP専用窓口での対応や予備用SIMカードの提供、空港や駅のVIPラウンジ利用といった特権サービスを提供している。しかし同サービスは、人的、物的、金銭的なリソースを大量に消費するもので、また通信サービスのモデルチェンジが求められる中、高付加価値で差別化できるサービスには値しないとの判断もあったようだ。業界の関係者は、北京移動がサービスを終了したことで、全国の中国移動が次々と後に続くと予想している。

同社によれば今後は、利用年数が長く、毎月の利用額が安定しており、支払いの遅延がない優良ユーザーを対象に、ポイントの倍増、通話料金の繰越、サービスホットラインへの優先案内といった優遇を行う。

三大通信キャリアはいずれもVIPサービスの見直しを進めており、上海聯通が2014年9月末時点でサービスを終了したのをきっかけに、全国の空港ラウンジが続々と閉鎖されている。