中国

今やECサイトやニュースサイト、blogなど様々なページには通常Twitterの公式ツイートボタンが入っています。ページの内容をソーシャルネットワークを通じてより早く拡散させたいという意欲が見て取れますが、実はこれが中国からのアクセスの際にはちょっとだけ支障になってしまっています。

中国はご存じの通り、Twitterへのアクセスを遮断しています。中国国内から通常のWebアクセスの方法でTwitterにアクセスすることは出来ず、またTwitterという単語が含まれているものを主要な検索エンジンで検索しても、そのセッション自体が遮断されることもしばしばです。それと同様、Twitterの公式ツイートボタンも、そのHTMLを読み込む際にはTwitterのサーバにアクセスをしにいっているため、このアクセス自体が遮断されてしまっているのです。

するとどうなるか。中国の国内から、Twitterの公式ツイートボタンが入っているWebページにアクセスすると、ブラウザは記述されているソースに従って platform.twitter.com へアクセスをしようとします。ところが、このplatform.twitter.comへのアクセス自体が遮断されているため、通信がタイムアウトするまでは処理が先に進まず、ブラウザのステータスは「platform.twitter.com へアクセスしています・・・」という状態が続いてしまいます。

運良くこれが理解できているユーザからは、ああ、Twitterのサーバにアクセスしようとしているからページが読み込まれるのに時間がかかっているんだ、ということがわかるでしょうが、そうでないユーザにとっては、ページが読み込まれるまでにただ時間がかかっているという印象を持たせてしまいます。またそこでページの読み込みを停止してしまうとそれ以下が何も表示されず、ユーザを目的のページに誘導することができません。

小さなTIPSですが、中国からのWebへのアクセスを目的のページに確実に誘導するためには押さえておくべきポイントです。

※本記事は2011年8月にchinainternetreview.comに掲載したコラムを加筆・訂正したものです。