台湾

中国国内から台湾のデータセンタへの接続性について、上海市内から試した結果が手に入りましたので整理してみます。試した環境は、China Unicom(AS9800)のISPサービスに接続されているインターネット環境です。概ね70-80ミリ秒程度のレイテンシで収まっているようです。経路的には、AS9800からAS17621(現CUC/旧CNCのAS)-AS4837(現CUC/同じく旧CNCのAS)を経由して台湾のTWgateへたどり着いています。北京から台湾への経路と比べると少しレイテンシが大きいのと、経路的に少し遠回りをしているかもしれません。

latency

ちなみに中国はASの構成が複雑で、現在のCUCも上記のように複数のASを持っています(これ以外にもAS9929とかAS17816などもあります)。さらに、中国語でいう城域網でASを持っているケースもあり、AS17622(旧CNC広州)、AS17623(旧CNCシンセン)なども見あたります。このあたりについては詳しくはまだ分かっていないところも多く、日本のネットワークの常識をそのまま当てはめられない部分もあるようです。

 

※本記事は2011年2月にchinainternetreview.comに掲載したコラムを加筆・訂正したものです。