映画配給会社の米ライオンズゲートエンターテインメントはこのほど、阿里巴巴集団と業務提携したと発表した。阿里巴巴のセットトップボックスを通じて、映画やドラマの独占ストリーミング放送を行う。

同社によれば、ストリーミングサービスでは「Mad Men」、カントリー音楽ドラマ「Nashville」、リメイク版「Rosemary's Baby」のほか、同社が製作したテレビ番組を放送する。また映画宣伝の一環として、撮影の舞台裏映像を含むプレミアムコンテンツの配信も計画している。

北米で映画の興行収入が伸び悩む中、ハリウッドの映画プロデューサーは中国市場を新たなターゲットとして重視し始めている。また阿里巴巴にとっても今回の提携は、中国で人気の高い欧米のエンターテイメントコンテンツを確保できるというメリットがある。

阿里巴巴は動画配信サイトの優酷土豆への投資に続き、今年7月には8.04億ドルで映画やテレビ番組の制作・配給を手掛ける文化中国伝播集団(チャイナビジョン・メディアグループ)の新株を取得している。